【2024年1・2月】斜め読みした本の概要と感想

目次

「進化が同性愛を用意した ジェンダーの生物学」

著者:坂口菊恵(さかぐち きくえ)

発行年:2023年6月

発行所:創元社

 

同性愛というものは異質なものだと思っていたが、本来同性愛のほうが標準で、異性愛のほうが特殊なものという考え。

そのことにびっくり。

もともと自然界で多くの生物に同性間性行動がみられるという。

例:イルカ・象・キリン・鹿・セイウチ・サルなど

特に霊長類のボノボで同性愛性行動が盛んであることはよく知られているそうだ。

イルカも有名らしい。

絵本もある。「タンタンタンゴはパパふたり」

これはペンギンの同性カップルの子育てを描いている。

ニューヨークのセントラルパーク動物園で観察された同性カップルの子育てをもとにしたもの。

鳥類は一夫一婦制が9割だそう。

 

「トヨタ式おうち片づけ」

著者:香村薫(こうむら かおる)

発行年:2017年3月

発行所:株式会社実務教育出版

245ページ

トヨタ式って何?と思い予約した。

著者はトヨタの関連会社に勤務されていた方で「トヨタ式」とよばれる仕事のやり方を徹底的に叩き込まれた。

それを応用して家の片づけをしたところ、とてもうまくいったため、今ではライフオーガナイザーとしてトヨタ式片づけを伝授している「ほどよいミニマリスト」。

トヨタ式の問題再発防止策なぜなぜ分析をして深く考える。

ほかにもトヨタ式の「見える化」「ムダとり」「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」「カイゼン」を家庭に応用。

以前はモノを減らしすぎて体調が悪くなったという話が意外だった。ものを減らしすぎても良くないなんて…。

その頃のエピソードが興味深くおもしろかった。テレビ、ダイニングセット、音楽までも捨てたという。

ご飯はキッチンカウンターで立って食べたという。

そのうち呼んでも人が来なくなっちゃったそう。

 参考になったところ

食器をiwakiのパック&レンジにする

電子レンジ調理をしてそのまま食卓に出しても見栄えがする。そして残ったら蓋をして冷蔵庫に入れられる。
うちでは残ったおかずを冷蔵庫に入れるときラップを使うが、蓋がついていればラップを使い捨てずに済む。一つ買ってみようかと思った。

服はワンピースを基本とする

上下のコーディネートを考える時間を節約できる。かわいいし、いいなと思った。

図書館の本を表紙重視で借りてきて飾って季節感を出す

ナイスアイデア。2週間ごとに無料で変えられて飽きない。思いつかなかった。確かに、クリスマスの絵本・料理ブックなどは表紙が素敵なものが毎年出回る。

外出に必要なものはすべて玄関に置く

忘れ物を思い出しもどったときに、靴を脱がないですむ
うちは玄関にマフラー・手袋・エコバッグ・マスク・折り畳み傘は収納しているのだが、ハンカチ・ティッシュはスペースがなく、玄関近くのタンスに置いていて靴を脱がないととれない。
玄関に置くとなると玄関の収納が足りない(靴が多い)のをなんとかしなくては。

スーツケースは移動式収納ボックスに

著者の家では来客用の布団を収納していて、来客時はお客さん自身に出してもらっているそう。コンパクトに収まっていいかもしれない。
ほかにもスーツケースに本を収納しているそうだが、うちの図書館にもスーツケースで来て子供の絵本をたくさん借りていかれるお父さんがいる。重い本を持ち運ぶにはいい方法(雨にも濡れないし)と思ってみていたが、なるほど家の中でも本棚代わりにいいかもしれない。寝るときは寝室に、昼間はリビングに転がしていけるし。
本以外でもいいかもしれない。
 

心に刺さった箇所

来客用にとってある高級な食器を普段に使おう、という提案のとき「でも普段使いして割ってしまったらどうするの」と思ってしまう読者に向けての言葉。

「使わずにしまってある」のと「割ってしまって使えない」のは同じこと。

本文より引用

確かに。

あるならちゃんと使って、そのモノ(高級品)の使い心地を味わうほうがもったいなくないと思った。

 

 まとめ

2024年1月と2月に斜め読みした本は

①「進化が同性愛を用意した ジェンダーの生物学」坂口菊恵

~本来同性愛が標準という考え

②「トヨタ式おうち片づけ」香村薫

~「なぜなぜ分析」と「見える化」「ムダとり」「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」「カイゼン」がカギ

でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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